毎年日本で全国ライブツアーを開催するなど母国韓国より日本での活動に重点を置いている東方神起。
しかし元々東方神起は中国進出を狙って結成されたグループでした。
何故東方神起は中国進出を狙って結成されたのか、何故中国進出を狙って結成されたのに日本活動がメインになったのか。
SMエンターテインメントの戦略をお伝えします。
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東方神起は元々中国進出するハズだった?
『東方神起』というグループ名は漢字ですね。
韓国にも漢字はあるのですが、ハングル文字がメインなので、一般の韓国人の方は漢字になじみがないそうです。
それなのに、東方神起が韓国でデビューした時には『東方神起』と漢字だったため、ゆかこの韓国人のお友達Yちゃんは、「東方神起」というグループ名をなんて読むのかわからなかったそうです。
何故SMエンターテインメントはわざわざ韓国人になじみのない漢字表記のグループ名を付けたのかというと、最初から東方神起は海外進出を念頭においていたから。
東方神起は、アジア音楽市場制覇を目的に結成されたグループであり、アジアの中でも特に中国市場進出を目的に結成されたといわれております。
メンバーの名前が4文字で統一されていたのがその名残なんだとか。
東方神起メンバー5人時代の頃のメンバーそれぞれの芸名は、瑜鹵允浩(ユノ様)、最强昌珉(チャンミン様)、英雄在中(ジェジュン様)、秘奇裕天(ユチョン様)、細亜俊秀(ジュンス様)。
ゆかこ、初めて東方神起メンバーのこの芸名知ったとき「うわ、なんかすごい芸名だな。」と思ったので、韓国人のお友達Yちゃんに、「韓国の芸能人はみんなこういう芸名なの?」って尋ねたことがあるんですけど、Yちゃんも「何?この変な芸名???」って思っていたらしいwww
ちゅ…中国ではこういう芸名の芸能人がいるのかしら…。
何故東方神起は中国進出が目的に結成された?
東方神起が中国進出を念頭にして結成されたのは、もちろん当時のメンバーの希望ではなく、所属事務所であるSMエンターテインメントのマーケティング戦略によるものです。
何故SMエンターテインメントが中国進出を念頭においていたのかというと、おそらくHOTが中国の韓流ブームを巻き起こしたというのが大きく影響しているのではないかと思われます。
HOTというのは、かつてSMエンターテインメントに所属していた男性5人組のアイドルグループ。
つまり東方神起の先輩グループですね。
1996年9月7日にデビューし、当時韓国で絶大な人気を誇り、その人気は韓国を超え、中国にも及んで他の韓国歌手の中国進出のきっかけを作りました。
つまり、HOTは中国に韓流ブームを巻き起こしたんですね。
活動当時HOTは「韓国のSMAP」とも呼ばれていたこともありました。
HOTはそのままローマ字読みで『エイチ・オー・ティー』と読み、『High-five Of Teenagers』の頭文字を取ったグループ名です。
元東方神起メンバーであり現在JYJのジュンス様は、HOTに憧れて、小学生時代同級生のスーパージュニアのウニョクくんとダンスチームをつくったりしていました。
実はゆかこもHOTのCD持ってたりします。
ゆかこがHOTで一番好きな楽曲がコレ↓
『We are the future』です。
なんで、東方神起ヲタクのゆかこがHOTの曲を知ってるかですか?
東方神起がこの曲歌って踊ってるのを見て、ゆかこも好きになったから♡
HOTのアルバム思わず買っちゃいました♪
(*´艸`*)
↑結局東方神起繋がりな件
ちなみにこの『We are the future』という曲、東方神起の『Why?』や『Catch Me』、そしてゆかこが大好きな『Rising Sun』など、東方神起を代表するダンスナンバーを提供しているユ・ヨンジンさんが作った楽曲です。
ゆかこユ・ヨンジンさんが作る楽曲のファンなので♪
HOTは2001年に解散してしまったのです。
せっかくHOTが築き上げた中国での韓流ブーム。
SMエンターテインメントとしては、新たなグループを進出させたいと思うでしょう。
そこで、結成した東方神起は、アジア市場進出の中でも特に中国市場への進出を意識していたと思われます。
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何故東方神起は日本進出に変更された?
ところが、ご存知の通り、東方神起はその後、日本活動をメインに行い、現在に至っております。
日本語で歌を歌い、日本語で日本の音楽番組、トーク番組、バラエティー番組に出演してくれます。
ユノ様とチャンミン様、そして元東方神起メンバーのジェジュン様、ユチョン様、ジュンス様も日本語が堪能です。
でも、5人とも中国語を話すことができませんし、中国での活動はメインにしていません。
何故、中国進出を意識して結成された東方神起が、中国ではなく日本活動をメインにすることになったのか。
これは、BoAちゃんの功績が大きいと言えます。
BoAちゃんは2000年に韓国でデビューし、翌年2001年に日本でデビューしました。
BoAちゃんは2002年に日本でリリースした楽曲『LISTEN TO MY HEART』でミリオンヒットを記録、その年のFNS歌謡祭、レコード大賞、紅白歌合戦出場など果たし、2003年もレコード大賞、紅白歌合戦出場など、日本で大成功を収めていました。
BoAちゃんが日本で大成功を収めていたまさにちょうどその時にデビューしたのが東方神起です。
おそらくSMエンターテインメントは、BoAちゃんの日本での大成功を受け、作られた日本市場進出へのベースを壊したくなかったのではないのでしょうか。
そのため東方神起は、本来の企画意図とは違った活動路線を歩むことになったと言われております。
残る東方神起の中国進出の痕跡
確かに東方神起デビュー当時、メンバーは中国語も勉強していたようです。
こちらをご覧ください↓
サインでお分かりかと思いますけど、ユノ様が書いた中国語の文章です。
このユノ様の中国語文章の出所はどこかと言いますと、ゆかこの大事な東方神起グッズの一つである写真集『The 2nd Story Book (The Way U are)』です。
そして、東方神起のデビュー初期の頃には、中国語歌詞の楽曲もありました。
東方神起のデビュー曲『HUG』はもちろん、『The Way U Are』、『My Little Princess』など、中国語歌詞が存在するのです。
日本活動から中国活動への活動路線変更もありえた東方神起
東方神起デビュー当初は中国活動から日本活動に活動の路線を変更していましたが、当時は何かあれば本来の企画意図だった中国活動への変更に戻す余地も残していたと考えられる部分が多々あります。
例えば先ほどご紹介したゆかこの宝物の東方神起の写真集。
先ほどはユノ様が書いた中国語文章をご紹介しましたが、あの写真集の中には当時の東方神起メンバージェジュン様が書いた日本語の文章も掲載されています。
そして、東方神起の楽曲『HUG』は韓国語バージョン、日本語バージョン、中国語バージョン、あと英語バージョンもありますけど、『The Way U Are』は韓国語・日本語・中国語など、日本語と中国語の両方がある楽曲もあれば、『My Little Princess』には中国語歌詞はあっても日本語歌詞はない楽曲というのがいくつかあります。
また、東方神起の『”O”-正反合-』にも韓国語歌詞はもちろん、日本語歌詞もありますし、実は中国語歌詞もあります。
『”O”-正反合-』は2006年にリリースした楽曲です。
東方神起が正式に日本デビューしたのは2005年4月ですから、そこから約1年間は日本語と中国語の勉強をしながら、今後日本と中国のどちらをメインに活動していくか見極めていたと思われます。
東方神起の日本活動が思ったほどうまくいかなければ、本来の目的であった中国活動に戻る可能性は十分あったのです。
東方神起が日本活動をメインにした理由
結局その後、日本で大成功を収める事ができた東方神起。
今の活動を見ていればお分かりの通り、東方神起は中国ではなく日本での活動をメインにしてくれています。
東方神起が中国ではなく日本活動メインにしてくれたのは、何だったのか。
まず間違いなく、BoAちゃんの功績が大きいと思います。
BoAちゃんがあのタイミングで日本で大成功を収めてくれなかったら、東方神起は中国進出を本格的にしていたことは間違いないでしょう。
そして、殺人的スケジュールをこなしながらも日本語と中国語を勉強し、海外進出のために頑張っていた当時の東方神起メンバー5人。
本当に並々ならぬ努力だったと思います。
10代で遊びたい盛りの男の子たちが、仕事をこなし、自らが望んでいるわけでもないのに日本語と中国語の勉強をしなけりゃいけない。
ゆかこが東方神起のメンバーなら「通訳つければいいじゃん。なんで俺らが過密スケジュールの中で仕事してる合間を縫って日本語と中国語の勉強しなきゃいけないわけ?」って発狂すると思う。
カシオペアちゃんの存在も大きいですね。
韓国では絶大な人気を誇っていた東方神起も、日本でのデビュー初期は、全く無名の新人扱い。
路上コンサートをおこなったり、地道に握手会を行ったり、大学でパフォーマンスを披露したりなど、地道な努力をしてきました。
とても屈辱的だったと思います。
でも韓国に帰れば、大きなステージで歌う事ができ、多くのファン、カシオペアちゃんが迎えてくれる。
「日本でも頑張ろう」と元気づけられたと思います。
そして、ゆかこが思う東方神起が日本活動をメインにしたきっかけが、デビュー当初から東方神起メンバー5人を応援している日本のトンペン様。
彼ら&彼女らトンペン様が、東方神起を応援してこなかったら、いくら東方神起が頑張っても、努力が無駄になり、日本活動から中国活動への活動変更をせざるを得なかったハズです。
こういうのをぜーんぶ考えると、今ゆかこが東方神起を応援できているのは、BoAちゃん、元メンバーJYJも含めた当時の東方神起メンバー5人、カシオペアちゃん、東方神起5人時代に東方神起を支えて応援してきてくれたトンペンの皆様のおかげなんだなあと感謝せずにはいられないのです。
ゆかこが毎日幸せに東方神起のブログを書いていられるのも、ブログを通してあなたに会えたのも、ぜ~んぶ彼ら彼女たちのおかげなのです。
この場を借りて、皆様に本当に感謝を申し上げたいです。
BoAちゃん、ありがとう。
ユノ様、チャンミン様、そしてジェジュン様、ユチョン様、ジュンス様、ありがとう。
カシオペアちゃん、ありがとう。
東方神起5人時代を応援していた、5人時代から応援しているトンペン様、ありがとう。
あなたたちの存在のおかげで、ゆかこは今とっても幸せな毎日を過ごせています。
直接ゆかこがあなたたちに何か恩返しができるわけではないけれど、ゆかこはゆかこのやり方、新しいトンペン様に東方神起の魅力をお伝えするブログをお届けすることで、感謝の気持ちを表していけたらいいなと思ってます。
(*´ー`*)
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