K-POPでよく聞く韓国語『マンネ(막내)』の本来の意味とは？

K-POPグループでよく聞く『マンネ』という韓国語。
ハングル文字では『막내』と表記します。
K-POPグループの中にはどうやら必ず一人はいるらしい『マンネ(막내)』とは一体どんな意味があるのでしょうか。
K-POPグループにおける『マンネ』の意味や役割、韓国語『マンネ』の本来の意味について解説します。

K-POPグループに必ず一人いるマンネ

안녕하세요(アンニョンハセヨ)～ノシ
韓国好き好きゆかこです♪

K-POP好きな方は聞いたことがあるであろう『マンネ』という韓国語。
グループの中に必ず一人はいますよね。

私が大好きな東方神起にもマンネがいます♪

マンネは東方神起だけでなく、SHINeeにもいますし、EXO、BIGBANG、そして最近人気急上昇中の防弾少年団にもいます。
スーパージュニアのキュヒョンくんは『ブラックマンネ』なんて呼ばれてファンの間で親しまれています。

こんなふうにK-POPグループに必ず存在するマンネとは何なのか。
マンネとはグループの中でどういうポジションで役割を果たしているのか。
などなど、韓国語『マンネ』についてお伝えします。

韓国語『マンネ』の意味

韓国語『マンネ』について、ハングル文字と意味をご紹介しましょう。

マンネ
막내
末っ子

『マンネ』の意味は”末っ子”という意味です。
日本語で”末っ子”の意味は、家族の中で一番年下のことですが、韓国では家族だけでなく、血のつながりのない集団、今回の場合ですとK-POPグループ内でも一番年下のことを”末っ子”と言ったりします。

つまりK-POPでグループのマンネと呼ばれているメンバーは、そのグループの中の末っ子、つまり一番年下、最年少であるという意味なのです。

K-POPグループで最年少メンバーが『マンネ』と呼ばれる理由

日本の場合、”末っ子”というと、家族の中で一番年下の兄弟のことを言いますが、J-POPグループの中で一番年下のことを”末っ子”と呼んだりはしません。
でも韓国のグループでは、必ずと言っていいほど『○○のマンネ』として紹介されたり、本人が自己紹介で言ったりします。
『マンネ』はもはや、K-POPグループでは確立されたポジションなんですね。

では何故K-POPグループには『マンネ』という言葉が浸透しているのでしょうか。

韓国は儒教の国。
儒教はとても上下関係に厳しくて、たとえ1つでも年上ならば、敬わなければなりません。

K-POPグループにおける韓国語『マンネ』は、年上と年下をはっきりさせるという儒教の教えが強く残っている韓国ならではの文化なのです。

K-POPグループにおけるマンネの役割

上下関係が厳しく、年下は年上を敬うという文化の儒教国である韓国。
そんな儒教文化でグループの最年少メンバーは「他の全てのメンバーを敬う必要があり、なんか大変そう…」、逆に一番年上のメンバーは「他の全てのメンバーから敬われて、楽そう」と思うのですが、実は一概にそうとも言い切れません。

何故なら、グループのマンネは、一番年下がゆえに他のメンバーからはとてもかわいがられる傾向にあるのです。

韓国は親兄弟、親戚など血のつながった身内をとっても大切にします。
特にK-POPグループの兄弟を見ていると、お兄ちゃんが妹や弟、お姉ちゃんが弟など、年上が年下をとても大切に思っていて可愛がっているという姿をよく見ます。

身内を大切にする、年上が年上を可愛がるという考え方は、血のつながった家族や親せきだけでなく、K-POPでも見られるグループがたくさんあります。
お互い家族のように仲がいいK-POPグループのメンバーは、実の年下兄弟のようにマンネを可愛がっているんじゃないかなと思います。

K-POP男性グループのマンネアンケート

家族以外での集団の”末っ子”という認識はない日本ですが、K-POP好きな日本人には韓国語の『マンネ』は、グループ内の”末っ子”という意味で浸透しているようです。
私も『マンネ』と聞くと、”末っ子”という意味で理解しているものの、ぱっと思い浮かぶのは大好きな東方神起のチャンミン様やスーパージュニアのキュヒョンくんだったりします。

どうやらそう思っているのは私だけではないようで、韓流エンタメ情報を提供している日本のメディアでは、K-POPグループに関するマンネアンケートなぞを行っております。
面白かったので、ぜひあなたにもシェアしますね♪

ご紹介するアンケートは2つ。
まずは、2017年8月に発表された週間女性『PRIME』が実施したK-POP男性グループ可愛いマンネベスト10をご覧いただきましょう。