日本語で「あなた」、「君」、「あんた」というように韓国語にも『あなた』を表現する言葉がたくさんあります。
他にも書き言葉によく使われるけれど、実際の話し言葉では使われない『あなた』という韓国語もあります。
『あなた』を意味する韓国語について、使われるシーンやニュアンス、読み方・発音などを詳しく解説してお伝えしますね。
スポンサーリンク
こんなにある韓国語の『あなた』
『あなた』という意味を表す韓国語はたくさんあります。
私が知っているだけでも、ほらこの通り!
- 자네(チャネ)
- 여보(ヨボ)
- 니(ニ)
- 그대(クデ)
- 당신(タンシン)
- 너(ノ)
6個もあります。
どれも日本語で『あなた』の意味を表す韓国語ですが、それぞれ使う相手や言葉の意味のニュアンスに違いがあります。
韓国語の『あなた』の意味と発音の解説
それでは先ほどご紹介した6個の『あなた』という韓国語について、意味と発音を解説していきますね。
자네
日本語のニュアンスですと『あなた』というより『君』や『おまえ』といった意味の韓国語です。
これは、年配の方が目下の相手に使います。
例えば『자네 덕분이야.(チャネ トクブニヤ):君のおかげだ。』のように使います。
여보
これは結婚したもの同士が使う韓国語で、「あなた」というよりは「おい」や「ねえ」というように相手に呼びかける場合に使われる言葉です。
本来は夫婦間で使う韓国語なのですが、最近では若いカップルの間でも使われているそうですよ^^
男女間のとても親しい間で、お互いを呼びかける時に使う韓国語フレーズです。
니
この言葉は絶対に使わないでください。
日本語で言う「あんた」や「お前」、「てめぇ」といった口汚い言葉なのです。
그대
K-POP好きの方なら聞いたことがあるかもしれない韓国語フレーズ。
K-POPの歌詞に頻繁に登場するフレーズであり、『あなた』や『君』という意味の韓国語なのですが、日常生活で使われることはほとんどありません。
と言いますのも、『그대(クデ)』は”話し言葉”ではなく”書き言葉”。
歌詞以外ですと、詩などの文学作品に使われたりします。
そして『그대(クデ)』には『あなた』や『君』以外にも『そなた』という時代劇に出てくるような意味も持っています。
なので、日常の話し言葉では使われない韓国語です。
당신
翻訳機で『あなた』を韓国語に翻訳すると『당신(タンシン)』と翻訳されます。
なので、「日常会話で使える韓国語フレーズなのか~。」と思ってしまうのですが、実は『당신(タンシン)』も日常生活において使われるシーンというのが限られています。
『당신(タンシン)』は主に年配の夫婦間で使われる言葉。
話し言葉として使われるのは、こういう限られたシーンぐらいです。
そして『당신(タンシン)』は書き言葉としても使われます。
韓国語歌詞にも出てきますし、広告などで不特定多数に対して『あなた』と呼びかける場合に使われます。
너
おそらく韓国の日常会話でよく使われる『あなた』がこちらの『너(ノ)』という韓国語。
親しい間柄や同級生、後輩に対して使われる韓国語フレーズで、『あなた』より『君』や『あんた』といったカジュアルで砕けた意味になります。
スポンサーリンク
『あなた』という韓国語『네』の発音は”ネ”じゃなくて”ニ”?
日本語で『あなた』を意味する韓国語の『너(ノ)』ですが、「君が」や「君に」のような助詞が後ろに付くと形が変化して『네가(ニガ)』や『네가(ニゲ)』となります。
ここで、ハングル文字が読める方は気づかれたことでしょう。
「『네가』と『네가』の『네』の発音て「ネ」じゃないの?」
確かに『네』というハングル文字だけを見ると「ネ」という発音が正しいです。
しかし、『あなた』という意味で使われる場合、「ネ」ではなく「ニ」と発音するのです。
私がこれに初めて気がついたのが、韓国語を勉強するのに東方神起の『”O”-正・反・合-』という楽曲の韓国語歌詞を日本語訳して韓国語の発音を確認しているとき。
『네가 속한 사회는:君が属した社会は』という韓国語歌詞のフレーズがるんですけれど、私はハングル文字が読めるので「ネガ ソカン サフェヌン」と発音したのですが、実際に歌を聞いてみるとメンバーは「ニガ ソカン サフェヌン」と発音しているのです。
「あれ~???私の聞き間違い?でもハングル文字見る限り発音は”ニ”じゃなくて”ネ”なんだけど…。」と最初混乱しましたが、韓国語を勉強していくうちに「ニ」と発音するということがわかりました。
実際、Google翻訳の音声機能で発音確認してみると「ネガ ソカン サフェヌン」って発音してたwww
でも”ネ”と発音しても間違いではないようなので、どちらで発音してもいいかと思うのですが、自然の話し言葉としては「ニ」と発音する方がいいようです。
日常会話で使える韓国語を効率よく勉強する方法
私のようにハングル文字が読めても、日常会話や話し言葉では発音が変わる韓国語フレーズがあったりします。
私は本屋さんで韓国語の本を買って独学で勉強したのですが、韓国語の基礎は身についても、やっぱり日常生活で使える活きた韓国語まではなかなかマスターするのが難しいです。
活きた韓国語、日常会話・話し言葉で使える韓国語をマスターするためには、韓国語留学するのが一番手っ取り早いのですが、時間的・経済的な面を考えると現実的ではありません。
そうなると韓国語教室に通うという勉強法があるのですが、実際韓国語教室に通っていた会社の同僚がいましたが、自宅独学で韓国語を勉強していた私より全然韓国語が身についていませんでした。
うーん、彼女の場合、韓国語教室に通っているという現実で満足していたのか、家で全然勉強していなかったのが原因だと思うんですけど、通学に時間をかけ、私より高いお金を毎月払っていたのにもったいないなあ~と思ったり。
ちゃんと勉強すればわざわざ時間と高額なお金をかけて韓国語教室に通わなくても、韓国語を勉強して身に着けることはできるんです。
要するに本人のやる気次第。
私も4か月間週5日ペースで4時間勉強したおかげで、ハングル文字の読み書きできるようになりましたし、韓国一人旅に困らない程度の韓国語会話力をつけることができました。
でも、私のような勉強方法はあなたにはおすすめしません。
何故なら無茶苦茶効率が悪いから。
4か月間週5日ペースで4時間、独学自宅学習なんて続けられますか?
いや~、私もさすがにもう無理。
これだけ時間かけたんだから、もっと効率よく勉強すればもっともっと韓国語が身についたと思います。
そこで初心者でも効率的に韓国語が勉強できるおすすめの方法が、韓国語教材を利用すること。
例えばこちらの韓国語教材↓
>>3分ドラマで覚える!!らくらく韓国語
韓国語の日常会話を効率よく、しかも楽しく勉強できて、ちゃんと韓国語の力をみにつけた方もいらっしゃるので、実績のある韓国語教材です。
韓国語を勉強されたいと思われている方は、まずこちらの韓国語教材にしっかり取り組んでみられてはいかがでしょうか^^
韓国語『あなた』の意味と発音まとめ
『あなた』という韓国語表現について、意味と発音を解説してきました。
日本語にも「あなた」だけでなく「君」や「あんた」、「お前」などのように、相手を指すいろんな一人称の単語がありますが、韓国語にもあるんですね。
でも、自分の立場を考えて使わなければならなかったり、特定の相手にしか使えなかったりと、かなり使うときには注意が必要です。
つまり英語のように、誰にでも使える万能な『you』のような『あなた』という意味の韓国語はありません。
日本語でも同じですよね。
英語では友達でも目上の人にでも初対面の人にでも誰に対しても『you』という言葉が使われますが、そもそも日本語で友達や目上の人に「あなた」と言ったりはしません。
多くの場合、名前で呼びます。
韓国も『あなた』ではなく、相手の名前で呼ぶのが一般的なのです。
だからといって、全く『あなた』という言葉を使わないかと言ったらそうではありませんので、覚えておいて損はないですし、実際に使える場面であれば、あなたも使ってみて下さい♪
こちらの記事もチェックしてみてね。
>>独学でもマスターできる韓国語の勉強におすすめの本をご紹介!
>>韓国語の自己紹介の仕方はとっても簡単!これだけ覚えればOK!
>>超簡単なフレーズだけ!友達同士で気軽に使える韓国語の挨拶
>>韓国語で『ありがとう』を伝える返事の書き方が知りたい
>>初心者でも効率よく韓国語が勉強できるおすすめサイトをご紹介
>>韓国語の数字のハングル文字表記と読み方をマスターしよう
>>韓国語で友達に『好き』と伝えるためのフレーズと発音はこれ!
>>韓国語で『会いたい』を可愛く伝える方法が知りたい!
>>韓国語ができなくても旅行に役立つおすすめ無料アプリ一覧
>>ビジネスで使える超基本簡単便利な韓国語フレーズ
코멘트를 남겨주세요【コメントを残す】