『わかった』の韓国語の発音について調べるとアラッソ・アラッタ・アラッチが出てきて、混乱したという方もいらっしゃるのでは?
この3つの韓国語は発音の語尾が違うだけで、全て「わかった」という同じ意味の韓国語。
でも実は明確な違いがこの3つの「わかった」にはあります。
韓国語アラッソ・アラッタ・アラッチの違いについて解説します。
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ハングル文字と発音がそっくり!「わかった」の韓国語
안녕하세요(アンニョンハセヨ)~ノシ
韓国大好きゆかこです。
今回ご紹介する韓国語は「わかった」という意味の韓国語です。
韓流ドラマ好きの方なら、一度は耳にしたことがあるんじゃないのかなと思うのですがいかがでしょうか。
韓国語の「わかった」のハングル文字と発音はこちらです↓
알았어.
わかった
あるいはこちらの韓国語を聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
알았지?
わかった?
『알았어.(アラッソ)』も『알았지?(アラッチ)』も、どちらも「わかった」を意味する韓国語です。
さらに、もう一つ、似たようなハングル文字と発音の「わかった」という意味の韓国語があります。
それがこちら↓
알았다.
わかった
『알았어.(アラッソ)』と『알았지?(アラッチ)』と『알았다.(アラッタ)』。
ハングル文字も発音も似ていて、全て「わかった」という意味の韓国語ですが、この3つの「わかった」の違いとはなんなのかな?
韓国語「わかる」のハングル文字と発音
まず、『알았다.(アラッタ)』も『알았어.(アラッソ)』も『알았지?(アラッチ)』も、原形となる韓国語は「わかる」という意味の韓国語です。
ハングル文字と発音はこちら↓
알다.
わかる
『알다.(アルダ):わかる』の過去形が『알았다.(アラッタ)』『알았어.(アラッソ)』『알았지?(アラッチ)』なんです。
「わかった」という意味だけでなく、原形となる韓国語も同じで、しかも全て過去形ということまで同じ。
ますます、3つの韓国語の違いというのがわからなくなりますよねwww
でも괜찮아!(クェンチャナ:”大丈夫”の意味)
3つの韓国語「わかった」について、違いを解説しますね。
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韓国語『알았다.(アラッタ)』の意味
まず『알았다.(アラッタ):わかった』という韓国語。
韓国語『알았다.(アラッタ)』は文語体です。
つまり、口語体ではないので、会話ではあまり使われない韓国語なのです。
『알았다.(アラッタ)』は韓国語における書き言葉の「わかった」なんですね~。
かといって、会話では全く使われないかというと、使われるときもあるのですが、その場合は乱暴な印象と、あるいは文語体なので、とてもお堅い印象を与えてしまいます。
なので、間違っても目上の方、立場が上の方に使ってはいけません。
韓国は儒教の国なので、目上の方や立場が上の方に敬意を払いますので、注意しましょう。
おそらくあなたが日常生活の韓国語会話で使うことはない、韓国語じゃないかな?と思います。
韓国語『알았어.(アラッソ)』の意味
お次は『알았어.(アラッソ)』という韓国語について解説しますね。
『알았어.(アラッソ)』は、韓流ドラマや韓国のバラエティー番組が好きという方は、耳にしたことがあると思います。
『알았다.(アラッタ)』が文語体に対して、『알았어.(アラッソ)』が口語体、つまり『알았어.(アラッソ)』は話し言葉で使われる韓国語の「わかった」なんです。
『알았어.(アラッソ)』はパンマル(タメ口表現)なので、友達同士などの親しい間柄で使える韓国語です。
目上の方や立場の上の方には使わないように注意しましょう。
ちなみに「わかりました」という丁寧な表現の韓国語は『알았어요(アラッソヨ)』です。
韓国語『알았지?(アラッチ)』の意味
それでは最後3つめの「わかった」という意味の韓国語『알았지?(アラッチ)』について解説しましょう。
『알았지?(アラッチ)』も韓流ドラマや韓国のバラエティー番組が好きという方は、耳にしたことがある韓国語だと思います。
『알았지?(アラッチ)』というのは、ご覧いただければお分かりの通り、文末にクエスチョンマークがついてますね。
つまり、『알았지?(アラッチ)』は「わかった?」と相手に尋ねる場合に使われる韓国語なのです。
といっても、『알았어.(アラッソ)』も文末をクエスチョンマークにして『알았어?(アラッソ)』とすれば、「わかった?」という意味になります。
では『알았지?(アラッチ)』と『알았어?(アラッソ)』の違いはなんなのかと言いますと、『알았지?(アラッチ)』の「わかった?」は、別の日本語で例えると「わかったよね?」とわかったことを念押しして確認するニュアンスのある韓国語です。
『지(チ)』は、意味を強める、強調する時に使われる韓国語なので、『알았지?(アラッチ)』は「わかったよね?」と強調して尋ねているんですね~。
そして『알았지?(アラッチ):わかった?』もパンマル(タメ口表現)なので、目上の方や立場が上の方には使わないように注意しましょう。
『알았지?(アラッチ):わかった?』の丁寧な韓国語表現もお伝えしておくと本来なら『알았지요?(アラッチヨ)』となるのですが、語尾がくっついて『알았죠?(アラッチョ)』となります。
『알았죠?(アラッチョ)』で「わかりましたか?」という意味です。
韓国語を勉強するなら韓流ドラマがおすすめ!
同じ「わかった?」と尋ねる韓国語『알았어?(アラッソ)』と『알았지?(アラッチ)』の違い、韓流ドラマをご覧になられている方で、なんとなくわかるという方もいらっしゃると思います。
私も『알았어?(アラッソ)』と『알았지?(アラッチ)』の違いは、勉強しなくても韓流ドラマでわかるようになりました。
「알았어?(アラッソ)」は使っている方も言われた方も、あっさりした表情なのですが、「알았지?(アラッチ)」は、使っている方は相手の目を見てしっかり言っていたり、言われた方は委縮していたりするなど、「アラッチは念押しの意味が強いのかな?」と想像がつきました。
こんな風に韓流ドラマだと、どんな言葉がどんな状況で、そして出演者の表情もうかがえるので、想像がつきやすいし、思考が広がります。
なので、韓流ドラマは韓国語を勉強したい方にとって、とってもおすすめです。
ドラマを視聴して韓国語を勉強できる韓国語教材なんかもありますよ♪
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韓国語アラッタ・アラッソ・アラッチの違いまとめ
『わかった』という意味の3つの韓国語、『알았다.(アラッタ)』、『알았어.(アラッソ)』、『알았지?(アラッチ)』について、違いを解説してきましたが、いかがでしたか?^^
原形となる韓国語も同じだし、ハングル文字も発音も似ているから(というか語尾が違うだけ)、初めて見たときにはびっくりしちゃいますよね。
でも、3つにはちゃんと明確な違いというものがありました。
『알았다.(アラッタ)』は口語体なので、会話で使われることはほとんどなし。
『알았어.(アラッソ)』は、この3つの「わかった」の中では一番基本的な「わかった」です。
友達同士や親しい間柄で使われるパンマル(タメ口表現)でしたね。
そして『알았지?(アラッチ)』は「わかったよね?」と念を押してわかったことを確認するときに使われる韓国語です。
『알았다.(アラッタ)』は、まあ、ほぼ会話では使わないとして、『알았어.(アラッソ)』と『알았지?(アラッチ)』を「わかった?」と会話で使うときに意識してみて下さいね。
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