「ずっと」という意味の韓国語に『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』があります。
ハングル文字も発音も似ている2つの韓国語ですが、どんな違いがあって、どう使い分ければいいのかをわかりやすく解説してお伝えします。
また他の「ずっと」を意味する韓国語について、ハングル文字と発音もご紹介しているのでチェックしてみて下さいね。
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韓国語『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』の違いとは?
안녕하세요(アンニョンハセヨ)~ノシ
韓国大好きゆかこです。
今日は韓国語『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』の使い分けについてご紹介します。
韓国語の『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』をご覧になっていかがですか?
ハングル文字もとってもよく似ているし、発音もほとんど同じですよね。
(※『죽』と『쭉』の発音を両方とも「チュク」と表記しましたが、厳密にいうと全く同じ発音ではありません。日本語表記では難しいため、どちらも同じ発音として表記しましたが、違いはあれどほとんど同じです。)
そして実は意味もよく似ている…というか、ほとんど同じなんです。
『죽(チュク)』も『쭉(チュク)』も日本語で「ずっと」を意味する韓国語です。
「この2つの似ている単語の違いって、単なるハングル文字表記と発音の違いだけ?」と思えば思うほど、違いがわからなくなり、使い分けの必要性もわからなくなってきますよね。
『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』の違いを一言でいうなら、”『쭉(チュク)』は『죽(チュク)』を強調した単語”です。
つまり、日本語でいうなら、『죽(チュク)』は「ずっと」、『쭉(チュク)』は「ずーっと」という意味だと思っていただけると、理解しやすいんじゃないかなと思います。
日本語の発音とよく似た「ずっと」を意味する韓国語がある
「ずっと」という意味の韓国語で、日本語の発音によく似た韓国語があります。
それがこちら↓
계속
ずっと
「ケソク」という発音で、意味が「ずっと」…。
『継続(ケイゾク)』という言葉が思い浮かんだという方、いらっしゃると思いますが、いかがですか?
そうなんです。
韓国語の『계속(ケソク)』を漢字で表記すると『継続』になるんです。
『継続』の意味は、日本語では「ずっと」ですよね。
韓国語の『계속(ケソク)』も「ずっと」という意味なので、日本人の私たちからすると、覚えやすい韓国語じゃないかなと思います。
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『죽』と『계속』はどう使い分ければいい?
『죽(チュク)』も『계속(ケソク)』も、どちらも「ずっと」という意味の韓国語。
同じ意味でも、『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』のように明確な違いがあれば、使い分けがしやすいですよね。
ということで、『죽(チュク)』と『계속(ケソク)』の意味の違いをもっと詳しく解説しましょう。
まず韓国語『죽(チュク)』について詳しく調べてみると「ある状態が長く続く様子」という意味があります。
対して韓国語『계속(ケソク)』について詳しく調べてみると「継続・続けること」という意味があります。
「ほうほう、なるほどなるほど、確かに違いがあるね~…。」と一瞬思うのですが、よーく考えてください。
「ある状態が長く続く様子」と「継続・続けること」って、ほとんど同じ意味じゃない???
そうなんです、ほとんど同じ意味と言えます。
じゃあ、どう使い分ければいいのか、結論からお伝えしますと”どちらを使っても間違いではない。”です。
敢えて使うときのニュアンスの違いを考えるならば、『죽(チュク)』は韓国の固有語なので、日常会話で使いやすい韓国語で、『계속(ケソク)』は漢字に由来しているので、ちょっとお堅い印象を受けるかも?というイメージかなと思います。
公式の場では『계속(ケソク)』の方が使いやすいし、使われやすいかな?
どちらを使っても間違いではないので、「『계속(ケソク)』は日本語と発音が似ているので、覚えやすい。」という方は無理して『죽(チュク)』を使わずに『계속(ケソク)』を使えばいいと思いますし、「せっかく韓国語を勉強しているのだから、韓国固有語の『죽(チュク)』を使いたい。」という方は『죽(チュク)』を使えばいいと思います。
他にもある「ずっと」という意味の韓国語
実は韓国語には『죽(チュク)』と『계속(ケソク)』以外にも、「ずっと」を意味する韓国語があります。
しかもたくさん。
どれくらいたくさんあるか、いくつかピックアップしてみたのでご紹介しましょう。
「ずっと」という意味の韓国語のハングル文字と発音と意味をまとめた一覧がこちらです↓
- 내내(ネネ):ずっと、最初から終わりまで
- 줄곧(チュルゴ):絶えず、ずっと
- 못내(モンネ):忘れられなくていつも、ずっと
- 내리(ネリ):ずっと、続けて
- 훨씬(フォルッシン):はるかに、ずっと、ぐっと
ざっとピックアップしただけでも、なんと5つ!!
先にご紹介した『죽(チュク)』、『쭉(チュク)』、『계속(ケソク)』の3つを合わせると、計8つの「ずっと」を意味する韓国語があることになります。
韓国語には、たくさんの「ずっと」という意味の単語があるんですね。
韓国語を勉強するポイント
同じ「ずっと」という意味を持つ韓国語を8つもご紹介したせいで、きっとあなたの頭の中は「こんなにたくさんあるの!?どう使い分ければいいの!?Σ(゚д゚lll)ガーン」と混乱していることでしょう。
「これら全部の韓国語を覚えて、きっちり使い分けないと!」と思うと、韓国語の勉強が楽しくなくなって、挫折しそうですよね。
大切なのは、これら全ての違いをきっちり覚えて、明確に使い分けられるようにと自分を追いつめるのではなくて、まずは一つ覚えて、少しずつ語彙力を増やしていくことだと思います。
全ての単語が日常会話で使われているわけではないハズです。
よく使われている単語に絞って勉強するのもいいですし、あなたの覚えやすい単語から覚えるのもおすすめです。
日常会話でよく使われる韓国語を知るには、韓流ドラマが良いんじゃないかなと思います。
ドラマで頻繁に使われるフレーズというのは頭に残りやすいし、ドラマだとどんな状況でどんな背景があって、その言葉が使われているのかがわかるので、活きた韓国語を学べます。
ドラマ仕立てに韓国語が学べる韓国語教材もありますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか^^
>>3分ドラマで覚える!!らくらく韓国語
一気に詰め込み過ぎず、まずは少しずつ少しずつ勉強していきましょう♪
韓国語「ずっと」の使い分けまとめ
「ずっと」を意味する韓国語『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』の意味の違いと使い分けを開設するつもりが、他の韓国語までたくさんご紹介してしまいましたが、いかがでしたか?
きっとあなたを混乱させちゃいましたよね。
죄송합니다.(チェソンハムニダ):申し訳ございません。
m(_ _)m
まずは、『죽(チュク)』と『쭉(チュク)』の2つを覚えてみてはいかがでしょうか。
『죽(チュク):ずっと』の強調が『쭉(チュク):ずーっと』なので、覚えやすいし、使い分けもしやすいんじゃないかなと思います。
プラスアルファで、日本語と発音が似ている『계속(ケソク)』も覚えられるといいかな?
ちょっと難しくて挫折しちゃう時もあるかもしれないけれど、継続していれば、韓国語の知識が増えて理解できるようになるので、一緒に頑張っていきましょう♪
継続は力なり!ですよ^^
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